※ このレファレンスマニュアルは名古屋大学大学院経済学研究科 和合肇先生の許可を得て掲載しています。
AR1 AR(1)(自己相関)誤差を修正した回帰 BJEST Box-Jenkins 型 ARIMA モデルの推定 BJIDENT Box-Jenkins 型 ARIMA モデルの次数の同定 CORR 相関行列の作成 COVA 共分散行列の作成 HIST 系列のヒストグラム(度数分布)のプリント INST 操作変数推定 / 2SLS KALMAN カルマンフィルタ推定 LAD 最小絶対偏差推定法 LIML 制限情報最尤法 LMS 最小メディアン平方推定 MOMENT 非中心化積率行列の計算 MSD 系列リストに対する平均, 標準偏差, 最小, 最大, 合計, 分散, 歪度, 尖度の計算 OLSQ 通常の最小2乗法(線形回帰)の推定 PANEL パネルデータ推定(総計, 要素内, 要素間, 分散要素) PRIN 主成分分析 VAR ベクトル自己回帰(Vector AutoRegression)推定 PDL 多項式分布ラグ変数(アーモンラグ)とシラーラグ
3SLS 3段階最小2乗法 ARCH GARCH-Mモデルの推定 (自己回帰条件付き分散不均一性) CONST 定数 (固定) スカラー変数の定義 DIFFER 公式の(解析的)微分 EQSUB 方程式の代入 FIML 完全情報最尤法 FORM 以前の回帰、あるいは系列リストからの方程式の作成 FRML 方程式の定義 GMM 一般化モーメント法推定 IDENT FIML 定義式に対する方程式の定義 LSQ 単一または多重の線形または非線形方程式 PARAM 推定されるスカラー変数(パラメータ)の定義 SUR 一見無関係に見える回帰(SUR) Nonlinear 非線形オプション
LOGIT 条件付と多項ロジット推定 ML 一般最尤推定 NEGBIN 負2項モデルの推定(過剰分散のある整数カウントデータ) ORDPROB 順序プロビットモデルの推定 POISSON ポアソンモデルの推定(等分散の整数カウントデータ) PROBIT プロビットモデル(0/1変数で正規誤差項)の推定 SAMPSEL サンプルセレクションモデルの推定 (プロビットと回帰方程式モデル) TOBIT トービットモデル(0/正の変数で正規誤差項)の推定
ACTFIT タイルの統計量を用いた実績値と予測系列の比較 BJFRCST Box-Jenkins 型 ARIMA モデルの予測 FORCST 推定された回帰係数を用いた予測値の計算 MODEL 1組の方程式体型の解法の順序の決定 SIML 一般非線形方程式システムのシミュレーション SOLVE 大規模(通常はスパースな)方程式システムのシミュレーション
CAPITL 投資系列から資本ストックを累積計算 CONVERT 系列をある期種から新しい期種への変換 COPY 新しい名前を付けた変数のコピーを作成 DELETE 変数表から変数の削除 DIVIND ディビジア価格指数と数量指数の計算 DUMMY 系列からダミー(0/1)変数をつくる GENR 代数式を用いて系列を作る LENGTH TSP リスト変数の長さの計算 LIST TSP変数のリストに名前を付ける NORMAL ある期における所与の値に対する系列の正規化(通常は指数) RANDOM 乱数発生 RENAME 変数名の変更 SAMA 移動平均による季節修正 SET 代数式によるスカラー, 添え字付き変数の保存 SORT 1つ以上の変数のソート、あるいはランクの計算 TREND 線形トレンド変数の作成
CLOSE データ、あるいはアウトプットファイルを閉じる DBCOMP データバンクを圧縮する DBCONV 旧データバンクを現在のフォーマットに変換する DBCOPY TSP データバンクを可動フォーマットに変換する DBDEL データバンクから変数を削除する DBDUMP 現在のデータバンクのデバッグ情報のプリント DBLIST TSP データバンクの内容を示す DBPRINT TSP データバンク内の全系列をプリント FETCH microTSP 形式のデータバンクファイルの読み込み IN TSP データバンクの探索 INPUT 外部ファイルから TSP コマンドを読む KEEP TSP データバンクの保存するために変数にマークをつける OUT リストされているデータバンクに新変数を自動的に保存させる OUTPUT アウトプットをスクリーンでなくファイルに出力する READ データをファイルまたはコマンド群から入力 RECOVER 失ったプログラムを INDX.TMP ファイルから復帰 RESTORE TSP 変数を SAVE ファイルから復帰する SAVE 現在のすべての変数をディスクへ保存する STORE microTSP-形式のデータバンクファイルに書く TERMINALアウトプットをファイルからスクリーンに出力する WRITE データをファイルあるいはスクリーンに出力する Format READ/WRITE (Fortran 形式)に対するフォーマット
CLEAR 対話型 TSP の再開, バックアップファイルの保存なし COLLECT 実行する TSP コマンドグループを集める DO 値の範囲、あるいはステートメントグループ間の DO ループ DOT . (ピリオド)に現在の変数名を代替して、変数リスト間の DOT ループ ELSE IF/THEN/ELSE コントロールブロックの一部 END TSP プログラム、あるいはデータセクションの終了 ENDDO DO ループの終了 ENDDOT DOT ループの終了 ENDPROC PROC の終了 EXEC コマンド行の区間の実行 (あるいは再実行) EXIT COLLECT ループまたはプログラムの修了 GOTO コントロールを新しい行に移動 IF IF/THEN/ELSE コントロールブロックの一部 LOCAL PROC内で変数にローカルのマークをつける PROC ユーザープロシジャーの定義 QUIT TSP の終了 STOP TSP の終了 THEN IF/THEN/ELSE 条件付き構造の一部
ADD 以前のコマンド(通常は回帰)に引数を加えて、再実行する DROP 以前のコマンドから引数を削除し、再実行する EDIT 簡単なコマンドエディター ENTER プロンプトなしで対話型でデータのインプット RETRY 以前のコマンドを編集し、再実行する UPDATE 系列の観測値を入れ換える
ASMBUG SP コマンドを分解しながらデバッグ用アウトプットをプリントする COMPRESS削除した変数や内部変数を除き、ワーキングスペースを空ける DATE 現在の時刻と日付、あるいは保存したスカラーの経過時間(秒)をプリント DEBUG TSP コマンドの実行中にデバッグ出力をプリント DIR ディスクのディレクトリの内容をリストする DOC 変数に内容記述文を追加 DUMP 内部 TSP コモンブロックの出力 FIND 所与のコマンドが含まれているすべての行をリスト GRAPH 1つの変数のもう1つの変数に対する散布図 GRAPH 1つの変数のもう1つの変数に対する散布図 (PC/Mac) HELP コマンドの記述とシンタックスの要約 HIST 系列のヒストグラム(度数分布)の作成 NAME ジョブ名とタイトルをアウトプットのヘッダに表示する NOPAUSE 対話型アウトプットのページング機能の終了 PAGE プリントアウトを新しいページから始める PAUSE 対話型アウトプットのページング機能の開始 PLOT 複数系列の時間に対するプロット PLOT 複数系列の時間に対するプロット (PC/Mac) REVIEW TSP コマンド行の区間をリスト SHOW 変数をタイプ別にリスト SYMTAB SHOWのデバッグバージョン SYSTEM TSPセッションを終了せずにオペレーティングシステムに一時的に戻る TITLE ベージの頭、あるいは星印とともにタイトル文をプリント TSTATS 変数名、係数とt比の表のプリント USER ユーザがプログラム可能なコマンド (USER サブルーティンと呼ぶ)
FREQ TSP の実行時に期種を設定 NOPLOTS 残差/予測値とCUSUMの回帰プロットを出力しない NOPRINT LOAD 部分でのデータの出力を行わない NOSUPRES選択したアウトプットのプリントを行う OPTIONS プリント、プロット、逆行列でのいくつかのオプションの設定 PLOTS 残差/予測値とCUSUMの回帰プロットを出力する SELECT 条件に会う観測値のセットに限定する SMPL 処理する観測値の標本のセット SMPLIF SELECT と同じだが, 以前のSMPLIFとネストする SUPRES 選択したアウトプットのプリントを無効にする
MATRIX 行列演算 MFORM 行列の次元やタイプを変更する MMAKE 系列、行列、あるいはスカラーから行列を作成 ORTHON 行列の直行正規化 UNMAKE 行列を列やスカラーのベクトルに分解 YLDFAC 対称行列のLDL' 分解
ANALYZ 推定されたパラメータの関数の標準誤差/ワルドテストの計算 CDF 分布関数と P-値 COINT 単位根と共和分検定 REGOPT 回帰診断のプリントと保存の制御
APPENDIX 機能別コマンド一覧
Page by Hajime Wago 05/15/2000